MJR AKASAKA TOWER — RESIDENCE 1903

直近最高の成約単価を超えて売る。
その根拠と仕組みのご提案

MJR赤坂タワー1903号室の売却について、レインズの成約データにもとづく価格分析と、2億9,000万円で仕掛けるための販売設計をまとめました。

19階 1903号室
2LDK+納戸 97.17㎡
地下鉄空港線 赤坂駅 徒歩1分
2026年8月10日 宮野原
01物件

赤坂駅直上、免震タワーの19階

建物2017年10月竣工・地上24階建・172戸。分譲はJR九州(MJRシリーズ)、施工は大林組。免震構造・内廊下・24時間有人管理・コンシェルジュ・ゲストスイート・スカイラウンジ
部屋19階 1903号室・2LDK+納戸・専有97.17㎡
立地福岡市中央区赤坂一丁目。地下鉄空港線「赤坂」駅 徒歩1分(駅直上)・「天神」駅 徒歩9分
売主医療法人 東耀会(法人所有・権利関係が明快)
02価格分析

成約5件・売出中2件のすべてを並べる

レインズで確認できた同マンションの直近成約5件と、いま売りに出ている2件です。

区分時期階・条件面積価格㎡単価
成約2025年12月23階119㎡3億円251万円
成約2026年2月15階・3LDK70㎡1億4,000万円199万円
成約2026年5月22階・角部屋119㎡3億5,000万円293万円
成約2026年7月2階55㎡7,100万円128万円
成約2026年7月2階55㎡8,000万円145万円
売出中現在4階・賃貸中64㎡1億2,000万円189万円
売出中現在9階・空室69㎡1億3,900万円201万円
本物件売出予定19階97㎡2億9,000万円298万円
2階(26年7月成約)
128万円/㎡
4階・売出中(賃貸中)
189万円/㎡
15階(26年2月成約)
199万円/㎡
9階・売出中(空室)
201万円/㎡
23階(25年12月成約)
251万円/㎡
22階・角(26年5月成約)
293万円/㎡
本物件 19階(売出)
298万円/㎡

このデータから読めることが3つあります。

① 値切られてもせいぜい5%成約価格÷売出価格は、3.5億の部屋で97%、3.0億の部屋で100%(満額)、低層でも95%前後。このマンションの買い手は、大幅な値引き交渉をしてこないことがデータで確認できます。
② 高層階の売り物は、いま市場にゼロ売出中の競合は4階と9階(1.2〜1.39億)だけ。高層階・広い部屋を探す買い手にとって、1903は現在ただ一つの選択肢です。この希少性が、強気の価格を支えます。
③ ただし298万円/㎡は、過去最高を上回る単価直近最高は22階・角部屋・119㎡の293万円/㎡。本物件は19階・中住戸・97㎡と条件が一段下なので、買い手側の業者は必ずここを値引き材料にしてきます。それを撥ね返すのが第4章の販売設計です。
03価格戦略

売出は2.9億円。下げてよい限度を先に決めておく

階数で補間すると、19階の実力値は単価220〜250万円/㎡=2.14〜2.43億円がデータ上の中心帯です。2.9億円はそれを上回る挑戦価格ですが、①半年で+17%の上昇トレンド、②高層階の売り物ゼロという2つの追い風があるため、挑戦する価値のある水準と判断します。

そのうえで、「いくらまでなら下げてよいか」を先に院長と決めておきます。反響を見て場当たりで下げるのではなく、防衛ラインを最初に固定する方式です。

ライン価格㎡単価意味成功報酬(30%)
売出価格2.90億円298万円過去最高単価超え。トレンドの先取り約578万円
第1譲歩2.75億円283万円▲5%。このマンションの実績成約率(95〜100%)の範囲内約548万円
第2譲歩2.55億円262万円なお23階の成約単価(251万円)を上回る約509万円
検討下限2.35億円242万円23階の成約単価に接近。ここを割る提案は受けず、値下げでなく時期・戦略を再検討する約469万円

※成功報酬は各価格での両手手数料相当(価格×3%+6万円、消費税込、売主側+買主側)から実費5,000円を引いた節約額の30%。価格が変わると自動的に連動します。

04販売設計

過去最高単価を撥ね返すための6つの仕掛け

物件専用のブランドサイト

「中古マンション」ではなく「一点物のレジデンス」として見せる専用サイトを作ります。素材は院長からいただく現況の写真・動画をもとに、AIで高品質な紹介動画・ビジュアルに仕上げます(プロカメラマンの手配は不要。制作費を抑えつつ品質を出せます)。参考は同じJR九州が分譲中のMJR赤坂ゲートタワー公式サイトの世界観です。

室内の見せ方は、まず現況を確認してから

お部屋の家具は現状でも十分に洗練されていると伺っています。まず写真・動画を拝見し、そのままで勝負できるか判断します。足りない場合のみ、部分的な演出(小物・照明・アート)を検討します。

申込の受け方: 満額なら即決、満額未満なら競わせる

2.9億円の満額申込が来たら、待たせずその場で決めます。満額未満の申込が来た場合のみ、「◯日まで他のお申込みも受け付けます」と期限を切り、複数の候補を競わせてから決めます。早い者勝ちの良さと、競り上げの良さの両取りです。

内見は「買える人」だけに絞る

内見の条件として、事前に次のいずれかの提出をお願いします——①現金購入なら残高証明書または金融機関の残高がわかる書面、②借入なら金融機関の事前審査承認。高額物件では標準的な運用で、冷やかしと近隣の詮索を排除できます。一次内見は3D・動画で済ませ、実物の内見は資金確認済みの方のみにします。申込時には手付金(価格の5〜10%=1,450〜2,900万円)を求め、支払能力を担保します。

買い手を3層に分けて広告する

①福岡の経営者・医師(実需): 眺望・駅直上・赤坂アドレス。Instagram・Facebook広告。②首都圏の投資家・セカンドハウス: 福岡の成長と円建て資産。投資家向け媒体+追跡広告。③海外の富裕層(香港・台湾・シンガポール・韓国): 円安メリットと日本の登記の確実性。英語・中国語・韓国語ページ+AI通訳で内見から契約まで完結させます。

「直接なら仲介手数料0円」を前面に出す

通常、買主は自分側の不動産会社に約963万円の手数料を払います。専用サイトから直接問い合わせた買主はこれが0円——実質963万円の値引きと同じ吸引力です。他社経由で来た買主はその会社に払うだけなので、当方に損はありません。
05体制

依頼先はエルネット。手数料は売主・買主ともゼロ

依頼先と利害関係の開示媒介は株式会社エルネット(千葉・宅建業者)。私はエルネットの顧問(無報酬)として入ります。この利害関係は先にお伝えしたうえでのご判断をお願いします。
手数料通常は売主・買主それぞれから「価格×3%+6万円+消費税」=片側963.6万円、両方で1,927.2万円を取れるところ、今回は両方ゼロ。エルネットへは実費5,000円/件のみです。
専任媒介にする理由上の販売設計は私が実費で先行投資して作ります。一般媒介では、その集客に反応した買い手を他社が持っていくことができ、投資の回収手段がなくなります。専任にすることで投資と成果を結びつけます。期間3ヶ月・更新可。
ネクスウェイブ社(大場さん経由)の件以前お断りするようお伝えした専任契約は、集客への投資がない、一般媒介と同じ条件のまま独占だけを渡す内容だったためです。今回は投資が伴う専任であり、性質が異なります。
06報酬

成功報酬は「節約額の30%」。売れなければゼロ

項目金額
通常の仲介手数料(売主側)= 2.9億円×3%+6万円+消費税963.6万円
通常の仲介手数料(買主側)= 同じ計算963.6万円
合計(両手)1,927.2万円
エルネットへの実費▲0.5万円
節約額1,926.7万円
約578万円
成功報酬(節約額の30%・2.9億円成約の場合)。売れなければゼロ円。
専用サイト・広告・AI制作・通訳翻訳システムの費用は、この報酬の中から私が負担します。

買主の手数料がゼロになる分、買主はその分だけ高い価格を出しやすくなります。買主側の節約が、めぐりめぐって東耀会がより高く・より早く売れることにつながる、という設計です。

※東耀会が確実に受け取る現金としての節約は売主側の963.6万円分です。買主側の分は「買主の値付けに反映される」前提の試算で、保証された金額ではありません。成約価格が変わればすべての数字が連動します(第3章の表を参照)。

07判断事項

決めていただきたいこと

1. 体制専任媒介でエルネットに依頼してよいか(私が顧問である点を含めて)。
2. 報酬成功報酬=両手の節約分の30%(2.9億円成約なら約578万円・成果ゼロなら報酬ゼロ)でよいか。
3. 価格の防衛ライン売出2.9億円で開始し、検討下限2.35億円(これ未満の提案は受けず戦略を再検討)という第3章のライン設定でよいか。
4. 素材のご提供お部屋の現況写真・動画(スマホで構いません)。あわせて、お手元にあれば——新築購入時の契約書類一式(税務の基礎資料)、分譲時のパンフレット・図面集(サイト制作の素材)、リフォーム歴、住宅ローン等の残債の有無。管理費や修繕積立金などは販売資料から把握済みのため不要です。